陸王 | OHV

OHVとは

ohv OHVとは、Over Head Valve(オーバー・ヘッド・バルブ)を略した呼び方で、4ストローク機関の吸排気弁機構の形式の一つです。プッシュロッドとよばれる長い棒でロッカアームを押し上げバルブを開閉させるので「プッシュロッドエンジン」と呼ばれる事もあります。

サイドバルブ に勝っている点として、バルブをシリンダヘッド内部に配置することで燃焼室を小さくできる事が挙げられます。 OHVはサイドバルブに比べて燃焼室の表面積が小さくなったことにより、ヘッドへ逃げる熱が少なくなり、圧縮比も高くとれるため、熱効率と出力を向上させることが可能になりました。
長いプッシュロッドではその質量と、熱膨張による寸法変化が問題となるので、チェーンなどで連結してカムシャフトの位置を高くし、プッシュロッドを短くした、ハイカムシャフト方式と呼ばれるものもあります。なおこの種のエンジンブロックはDOHCエンジンへ楽に転用できます。

オートバイでの採用

OHVエンジン オートバイではハーレーダビッドソンが1936年のナックルヘッドエンジン以来、伝統的にOHV形式の空冷V型2気筒エンジンを搭載し続けています。ハーレーのエンジンは低回転高トルク型の設計で、当時の競合他社の車両も概ねハーレーと似たような状況でしたが、ホンダは1977年にOHVながら4バルブを採用したV型2気筒エンジンを搭載したGL500を発売しました。
なお陸王は、1952年にBMWの単気筒バイクを参考に開発したOHV単気筒エンジン搭載のAB型(グローリー)を開発しました。